UP・10について

今までにない画期的なクッキー！こだわりに誇りを添えてお届けします。

保存料・着色料 不使用！

• 日頃の食事で繊維不足を感じている方、穀類不足を感じている方、またいつも健康維持を心がけている方のためのクッキーです。
• こだわりに誇りを添えて。原材料は選びぬいた10種類の穀物・海藻・薬草など。
• 保存料や着色剤は一切使っていません。
• 安心おやつ。1日2～4袋程度を栄養補助食品としてお召し上がりください。

原材料は国産品にこだわります

クッキーの原料は不老仙2、小麦粉1の割合で配合しています。不老仙以外の小麦粉(全粒粉）・バター・きび砂糖・オリゴ糖は国産品を使用しております。
※不老仙は遺伝子組み換え作物は使用しておりません。無農薬で国産品にこだわっておりますが、現在は『ごま』のみ、海外産を使用しております。

砂糖について

地元、鹿児島特産の黒砂糖を使いたくて何回も挑戦してみましたが、不老仙の味に黒砂糖が加わるとアクの強いものになり、あきらめざるを得ませんでした。
卵を使っていないので、砂糖を使わないと固形にならず、やむを得ずまろやかな味のきび砂糖とオリゴ糖を使いました。これ以上砂糖の量を少なくすると作れないと言われるくらいギリギリのところで押さえましたので、一般のクッキー類に比べても糖分は低くなっています。

卵は入っていません

クッキーには卵や砂糖、バター類を入れるのが当たり前で、それらが入ってサクサク感が出るのですが、どんな飼料を使った卵なのか安全性に確信が持てなかったことや、卵がアレルゲンになる人も多いので、味より安全性を優先して卵を入れておりません。

お腹にやさしいオリゴ糖

腸内ビフィズス菌は、腸内環境をよくして健康の維持・増進・老化防止に有効な菌ですが、オリゴ糖はこの腸内有用菌の働きを高めることに役立っています。

マーガリンではなく、なぜバターなの？

『マーガリンは植物性だから体に良くて、バターは動物性だから良くない』との「常識」は見直され始めています。
バターは人類が何千年も昔から使い、光・熱に強く酵素にふれても脂肪分は変化しない安定した脂肪です。マーガリンはガンや心臓病の大きな原因になるトランス脂肪（ 製油法の過程で生じる“狂った脂肪酸”「役に立たないばかりか体に害をもたらす悪玉の脂肪」）の代表的なもので、プラスチック食品とも呼ばれています。

確かにマーガリンの原料は植物油ですが、植物油も精製の課程（脱臭・漂白・熱処理・アルカリ精製）で、ビタミンE・βカロチン・レシチンなどが取り除かれ、必須脂肪酸もこわれてトランス脂肪になりますし、植物油の液体を固体にするために水素添加して固めますが、この過程でまたトランス脂肪が発生します。

また、一般の菓子類にはマーガリンと兄弟のようなショートニングも使用されています。 ショートニングは、バターと同じような風味や旨みが出るように作られた脂質100％の添加物ですが、菓子業界ではコストを低く押さえるためにマーガリンやショートニングを使うのが当たり前になっています。

栄養成分表（100g当たり）

エネルギー	504kcal（1袋 45kcal）
たんぱく質	9.7g
脂質	26.8g
糖質	45.5g
ナトリウム	270mg
食物繊維	10.6g
カルシウム	306mg
鉄	5mg
ビタミンB1	0.35mg
ビタミンE	1.5mg

試験依頼先：（社）鹿児島県薬剤師会
食物繊維試験：（社）長崎県食品衛生協会

誕生ものたがり

固形の「不老仙」が欲しい

「不老仙」は厳選した10種類の穀物や海藻・薬草など、添加物を一切使用せず焙煎して粉末にした総合健康自然食品です。
余計な物を加えずに自然食品としてお客様に召し上がっていただくためには粉状が最もふさわしいし、粉状なら消化も良く、いろいろ工夫して召し上がっていただけるので「不老仙」は粉状になっています。
しかし、こぼれたり、のどにくっついたりして食べにくい、外出先で気軽に食べられない等不都合もあり、固形状のものを作ってほしいとの要望が出されていました。

試行錯誤のくりかえし

かなり前から「らくがん」や「五家宝」や「げんこつ飴」のようなものができないか、他社の商品も参考にしながら自分たちで思索をくり返してきましたが、なかなかうまくいきませんでした。
また錠剤も試しました。錠剤メーカーでは「不老仙」そのものがおいしいので、きっとよいものができますよと言って請け負ってくださるのですが「何回やっても、ごま油のために、固めてもすぐ崩れて錠剤にならない」と断られてしまいました。

1年半前から本格的にクッキーメーカー探しをし、委託しました。
一般のクッキーではなく、「不老仙」の効果を失わず、粉末の不都合な部分だけを改善したいとの思いから、「添加物は入れない、不老仙以外のものは極力入れない、できたら卵やバターを使わない、甘味は鹿児島特産の黒砂糖を使う」という条件でクッキーづくりを依頼しました。

あちこちで断られ

ところが理想と現実は大きくかけはなれ、この条件で思索に挑戦してくださるのですが、どのメーカーでもむずかしいとおっしゃるのです。
この過程で、私達が願う100％のものをつくるのは無理だ、もう少し柔軟に考えようとなり、砂糖や卵、バターやショートニング（100％脂質の添加物）を入れたものも試作してもらいました。そんな中で、それらをちょっと入れただけでふっくらとおいしいものができることに驚きましたし、一般の菓子類がいかに砂糖や添加物が多いかということも思い知らされました。
こうした試作を経て、いくらおいしくても卵はアレルゲンになりやすいし、ショートニングは添加物だから、使うのはやめようということになりました。

神戸の松木製菓さんにめぐり会って

こうした経過をお話したうえで試作をお願いしてみましたが、数件のメーカーに断られました。
私達が理想としてるクッキーをつくってくださるところはもうないかとあきらめかけていたとき、神戸市のクッキーづくり2代目の松木製菓さんにめぐり会いました。この松木製菓さんでさえ、これまでいろんなクッキーを作ってきたが、こんな制約の多いクッキーづくりは初めてだとのことでした。

やったことないクッキーづくり

松木製菓さんは、不老仙クッキーづくりは条件的に非常にむずかしかったとおっしゃいます。
「不老仙と小麦粉が1:1の割合ならうまく作れるのに、2:1で作ってくれ、できたらもっと不老仙を多くしてくれといわれる。しかも砂糖を減らせ、マーガリンではなくフレッシュバターだけにしてくれ、材料は国産品を使ってくれと、これまでにやったことのないもの、普通のクッキーづくりでは考えられないような条件ばかりだった。
またクッキーの生地をほどよく練るのがむずかしい。卵を使わない、砂糖の量が少ない、生地にするのに不老仙を使うので多量の水を加えなくてはならない、これはみんなふっくら仕上げられない原因だ。」とおっしゃいます。

こんなに制約が多く苦労の多いクッキーづくりを引き受けて下さったのは「阪神淡路大震災で工場も損傷を受け、機械の殆どが倒れてしまい、やっと再建して仕事を続けているが、儲けることより仕事ができればよいと考えたし、戦後の素朴なお菓子を思い出してなつかしかったし、何より、他のところでやれないものを作ってみようじゃないかとの思いが沸いて挑戦する気になった」とのことです。

職人がつくる手作りクッキー

こんなやっかいなクッキーづくりを引き受けてくださったうえに、その工程も手づくりで仕上がっていく様子をみて、さらに感銘してしまいました。 生地を延ばしたものを棒にまきつけるのも、型を抜くのも、袋づめのために2個ずつ並べていくのも全部手作業で行われていくのです。
制約の多い商品を手塩にかけてつくってくださる松木製菓さんあってこそ完成した「UP・10」です。

その後、松木製菓さんが体調を崩され、H14年8月をもって工場を閉められることになり、松木製菓さんの紹介で大阪の崎本食品さんに引き継がれました。崎本様もとても研究熱心な方で「このように非常に制限のあるクッキーづくりは私も今後の勉強になりますから」と、快くお引き受け下さいました。

まさに熟練した職人さんが、手塩にかけて完成させてくださる不老仙クッキー「UP・10」は、内容が優れているだけでなく、つくる人たちの思いもたっぷりと入ったものになり、どこに出しても恥ずかしくない自信作だということを改めて実感しています。

やっと自社製造にこぎつけました

ここへ来て注文が急上昇し「ホートクさんの商品なら間違いない」とのもったいない程のご信頼を賜り、また世相の追い風もあり、外注先だけでは対応できなくなって、急きょクッキーの自社製造を決心致しました。
レシピは今までと全く同じですが、この際、原材料をもう一度きびしい目線で見直し、検討・試作を繰り返しました。小麦粉はもちろんのこと、すべて国産の一級品にし、オリゴ糖は北海道産の甜菜天然物、砂糖は高級な沖縄県産の「きび砂糖」を使用しました。成型機の変更により、形と触感は若干違っていますが、不老仙の味の中に「きび砂糖」のまろやかで上品な甘さが加わり、より一層美味しく仕上がっております。

平成21年4月より、小さい作業所ながら自社製造できるようになりました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と感謝の気持ちでいっぱいでございます。
今後もますます気を引きしめ “こだわりに誇りを添えて” 自慢できる、体により良い「UP・10クッキー」をお届けしてまいります。